ヌメラーからの挑戦状~戦場にかける橋編~

ヌメラーからの挑戦状~戦場にかける橋編~

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先日、あいも変わらず日記の更新をしていた所、とても興味深いメールが届きました。そのメールは、とても不思議な世界に僕を誘う招待状だったのです。今回はとってもとっても大変だったチャレンジのお話です。

全ては以下のようなメールが我がサイトの読者さんから送られてきたのが始まりでした。

新着メール
件名:挑戦状です
送信先:ipato@mcn.ne.jp
送信元:あるヌメラー

こんにちわ、patoさん
いつも楽しくNUMERIを拝見しています。
もはや巡回が日課になってしまいました(笑)
私は以前から・・・・<中略>

そこでpatoさんに挑戦状です。
patoさんは広島県在住ということですが、
その近隣の○○県にとても素晴らしい橋があります。

広島からは若干遠いですが、是非ともpatoさんに取材して欲しいです。
そこに行けば全ての男性の願いが叶うといわれる橋です。
きっと素晴らしいオチがpatoさんを待っていると思います。
どうか取材してください。

単純に場所を教えて取材してもらっても面白くありません。
そこで、若干ゲーム形式にすることに決めました。

○○県○○市ローソン○○店の前にタバコの自販機があります。
その自販機の裏に指示書を置いておきます。
その指示書どおりに行動してください。

ゲーム開始はpatoさんの都合さえよろしければ、
今週の日曜にしたいと思います。
都合が悪い場合は連絡してください。
私も指示書を置いたりする時間が必要ですので。

それでは、お待ちしております

あるヌメラー

ほほう、この僕に挑戦状のようです。しかも「男性の希望を叶える橋を探せ」とは。やってくれるではありませんか。しかも差出人が知ってるのか知らないのか分かりませんが○○県とは僕の出身県です。ちょっと○○市は実家から遠いですけど。

ここまで露骨に挑戦されて逃げてしまっては男が廃ります。その「男の希望となる橋」を見事見つけてみせようではありませんか。僕はこの作戦を「戦場にかける橋」と名づけました。ゼッタイに見つけてやる。

― 日曜日
かなり早朝に目覚めた僕は身支度を整え、出陣に備えます。デジカメがぶっ壊れてるので「写るんです」とかいうユーザーを舐めてるとしか思えないネーミングのカメラを持って出発です。一体どんな橋が僕のことを待ち構えているのだろう、どんな願いが叶うのだろうか、危険な目に逢ったりとかしないだろうか。期待と不安でムネがドキドキ、ドキがムネムネ。

車のエンジンをかけ、○○県○○市を目指します。多分ここから国道をひた走って3時間ぐらいかかる。往復で6時間かぁ。しかも指示書を受け取ってから橋を探す時間を考えると・・・・。すげえ時間がかかりそうだ・・・。こんなに無為に時間を費やして僕は一体なにをやってるのだろうか。

いやね、男の夢が叶う橋ってことはですよ、橋に行ったら美女がイッパイいて、王様みたいな椅子に僕が座らされて、ドンペリでも飲みながら美女をはべらせてハーレム。狂おしいほどにハーレム。で、数ある美女の中から気に入った女をチョイスして別室へ。で、女体にシャンパン垂らして舐める。狂おしいほどに舐める。で変な棒出したり入れたり、フィニッシュせずに女を変えて再度変な棒を出したり入れたり。ってなことを想像するわけですよ。

ってかね、それぐらい魅惑的な橋でないと僕は納得しない。でも、そんなことゼッタイにありえない。さあ鬼が出るか蛇がでるか。どっちが出てもダメじゃん。とか思って車を運転していました。

― 三時間後
指定された○○県のコンビニに到着。タバコの自販機を探します。これはマジで店のドまん前にありました。早速裏側を覗きます。・・・マジでなんか紙片が置いてあります。これで橋を探すこと決定です。実はあのメールはイタズラで指示書なんかなくて、橋なんか探さずに帰っても大丈夫とか期待していたのですが、マジでありやがりました。しょうがない、指示通りに探すか・・・・。

指示書には
国道○○号線を南に行くこと
そこにある湖の記念碑の裏に次の指示書あり
とだけ書かれていました。

僕はブツブツと文句を言いながら湖目指して指示書どおりに車をひた走らせるのです。

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さあ、橋を目指して出発だ!

それにしてもこの街は寂れています。っていうか湖を目指す間に意味不明なものが沢山見えました。ちょっと気になったものを何個かピックアップ。

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クリーニングをドライブスルーしてどうする!とか突っ込みたくなります。

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工場の壁にデカデカと「気合!感動!興奮!」ですよ。何がしたいのかサッパリわかりません。

とか変なオブジェを眺めながら運転をしていたんですが、ここで大ピンチです。とてつもない大ピンチです。

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ガソリンがなくなりそうなんです。大ピンチです。けれども周りにはガソリンスタンドが見当たらないんです。早いとこ橋を見つけて引き返さないとこんな山中で立ち往生です。危険です。早く見つけねば。

しかしそんな想いとは裏腹に、どんどん車は山道へと入っていくのです。湖なんてない。

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三月と言うのに雪が溶け残ってます。とんでもない所に来てしまった・・・。

「こんな所まで来させやがって・・・ロクな橋じゃなかったらタダじゃおかない」とまたもやブツクサと言いながら運転します。そして走ること数十分。ついに指定された湖に到着しました。

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素敵な湖の風景。春の到来を予感させる。心が洗われるよう

で、指令では展望台パーキングの記念碑の所に指示書があるとの事でしたので、行ってみます。

なんかマジで記念碑の石の下に紙が置いてありました。ヤツは本気です。なんかでもこれで最後の指令のようです。意外とあっけない、もっとアチコチ引っ張りまわされると思ったのですが、もう終わりです。目的地も近い。

最後の指令
この近くにもう一つ湖があります
そこに目指す橋はあります
とても車が停められるような場所ではありません
ここからは歩いて行きましょう
健闘を祈ります

アホですか。バカですか。歩いていけとか行ってます。誰かこの指令書いたやつ殺してくれ、とか怒るんですけど仕方ありません。丁度ガソリンも無いことですし、このまま橋を見つけずに帰っても後味が悪すぎます。歩いていくこととしました。目指すはもう一つの湖。

トボトボと道路沿いを水の流れに沿って歩いていきます。僕の考えでは近くにある湖ということは、この湖と必ずや水で繋がっているはずなのです。いやね、地図とか持って来てれば一発で解決なんですけど、生憎地図は持ってなくて。仕方なく勘に頼って湖を探します。とりあえず湖の周りをグルリ一周します。

ホント、すげえ歩いた。狂ったように歩いた。草を掻き分け林を抜け、ドロだらけになりながら歩きました。死ぬかと思った。どうやらもう一つの湖はさらに南に行った所にありそうです。徒歩で行きます。

それにしても腹が立ちます。ココまで既に6時間ほどの時間を費やしています。足が棒になるほど歩きました。帰る時間も入れたら9時間は楽勝でかかるのではないかと。そこまでして待ってるのはただの橋。

「男達の希望をかなえる橋」とかいったってどうせたいしたことありません。一体僕は何のために歩いているのでしょうか。そりゃね、橋の上にモー娘。13人が待ち構えていて酒池肉林とかだったら歩いた意味もあるというものです。けれどもそんなことありえない。

腹が立つ、腹が立つ。こんなに歩かせやがって。挑戦状を送ってきたヌメラーに怒り滅却ですよ。

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綺麗な小川のせせらぎも僕の苛立ちをおさめてはくれない。

上記のような場所をひた歩いてたわけですよ。

そしてあるくこと3時間!総旅程8時間。ついに二つ目の湖を発見しました。このとき僕は「やっと橋の謎が解き明かされる」という想いよりも「やっと帰れる」という嬉しさでイッパイでした。

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やっと見つけた二つ目の湖は輝いて見えた。

やっとです、やっとです。やっとこさ目的の湖に到着しました。まいったか挑戦者め。

さあ、この湖にかかる橋を探しましょう。

っていうか、その橋はすぐに見つかりました。この湖に橋は一つしかない。

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これが問題の「男達の希望を叶える」と言われる橋、一見何の変哲もない

ついに橋を発見し、恐る恐る近づいて見ます。みるがいい、これが作戦ネーム「戦場のかかる橋」の最終目的、「男達の希望を叶える橋だ」

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ジャジャーン!!!

・・・・・やはり何の変哲もない。普通の橋。とりあえずもっと橋に近づいてみる。

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やはり何の変哲もない。

全く「男達の希望を叶える」といった類の橋ではないんです。もしかしてどこかで間違えたか・・・。

いやはや、周囲にさらに湖があるとは考えにくい。やはりこの橋に間違いない。きっと何かあるはず、きっと何かあるはず。
ふと、この橋の名前が気になった僕は再度引き返し、橋の名前が書かれた看板を見てみました。そして驚愕の真実が、

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ちょっと見えにくいですね、拡大してみましょう。

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きょ・・・・巨根橋・・・・・・。

巨根(きょこん)―男性器自身が他者と比べて大きくて誇らしいことを示す言葉。

男性達の希望→チンコが大きい方がいい→巨根になりたい→巨根橋

こういうわけですか・・・・。いやね、もうねなんていっていいのかわかんない。やってられない。
朝早くから起きて、八時間かけて到着した最終目的が「巨根橋」ですか。単に珍しい名前の橋じゃないですか。しかもこれは「おおね橋」です。「きょこん」とは読まない。

もうね、俺の時間とガソリン代返せ。っていか挑戦状を送ってきたやつ出て来い、ぶっ殺してやる。

というわけで、ヌメラーから送られてきた挑戦状。見事に橋を見つけた僕の勝ちということで、
引き続きヌメラーからの挑戦をお待ちしております。

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