ザ・インタビューズ16

ザ・インタビューズ16

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お酒の失敗談を教えてください

人は人生のうちでどれくらいの音を聴くのだろう。街には雑踏が織りなす無数の音が溢れ、人は会話し、音楽プレイヤーで音楽を聴く。

―――最初に聴く音は?

それは母親の心臓の鼓動。

―――じゃあ、最後に聴く音は?

それもたぶん心臓の鼓動。

―――だれの?

たぶん、自分の。薄れゆく自分の心臓の鼓動。

―――ずっと心臓の鼓動なんだね

僕らはずっと聴いている。心臓の鼓動を。生命が織りなす80bpmのリズムを。心の音を。

―――当たり前すぎて普段は聴こえない?

そう、当たり前すぎて聴こえない。けれども、心が震えた時、その音は確かに聴こえる。この世で最も力強い音楽。心の音楽が。

―――聴こえたことある?

あるよ。

―――どんな時だった?

そう、それは―――


爆音と爆炎が同時にステージを覆った。観客の悲鳴が響き渡る。

「さあ、大注目の決勝戦!デビルチョプスティックスVSアメリカ空軍!」

司会者がテーブルの下に潜りながら叫んだ。

空軍の爆撃機が織りなす爆音はロックであり、音楽である、爆撃自体が芸術で演奏、そんな米軍のエゴが見えるようでクソッたれだと思った。絶対に負けてはいけない。燃え盛るステージ、各所で火柱が上がる。第一波の爆撃でバックバンドのデラさん(小野寺さん、62歳ベテラン)が死んだ。

薬屋が奏でるハープの旋律。それに合わせて歌い続ける。平和だとか反戦だとか、そんな単語は飛び出してこない。ただ何気ない日常。帰り道にどこかから晩御飯の匂いがして、食器の擦れる音がして、ピンサロ行っておっぱい揉もう、そんなありきたりな歌詞が怖くなるくらい自然に飛び出していた。

ふと見ると、薬屋は目を真っ赤にしてハープを奏でている。気づくと自分も溢れる涙も構わずに歌い続けていた。

「これが、リーダーの音楽…」

B-2の爆撃第二波が始まる。特別解説席にいた団十郎が、爆撃をものともせず立ち上がる。

「よせ、団十郎! 危ないぞ!」

マッハ斉藤が叫ぶ。

「やめて団十郎! 避難して!」

SAKURAKOも団十郎の手を引く。

「うるせえ! ロックに危ないもクソもあるか!」

団十郎はSAKURAKOの手を振りほどき、patoと薬屋が奏でる音楽に聴き入っていた。

「きゃああああ!」

SAKURAKOの真横で火柱があがる。どうやら爆撃も本格化してきたようだ。動こうとしない団十郎をマッハ斉藤が無理やりテーブルの下に引っ張り込んだその瞬間だった。

ハーブの旋律が止まる。

代わりに悪魔の旋律が響き渡った。

ドブシャーー!

表現し難い炸裂音と共に、薬屋のハーブが粉々に弾け飛んだ。いや、薬屋自身も、手足をバラバラにして弾け飛んだ。手足を失った薬屋の胴体は黒焦げで、何かの悪い冗談のようにステージ上に横たわっていた。

それと同時に、会場のガラスが割れ、大量の催涙弾が投げ込まれると共に体にロープをくくりつけた米兵がドアや窓、いたるところを蹴破って突入してきた。

「GO!GO!GO!GO!GO!GO!」

アッという間に制圧が始まる。数人の米兵が粉々になった薬屋の遺体を確認し、残った20人ほどが円状になり、自動小銃を構えてpatoを取り囲んだ。

会場上空にC-17輸送機が現れる。C-17はゆっくりと会場に着陸すると、そこから司令官と思わしきサングラスの男が悠然と降り立ってきた。

司令官が手で合図をすると、周りを取り囲んだ米兵たちはサッと構えた銃を下ろした。そして、司令官は悠然と歩み寄る。

「勇敢なニッポンのカミカゼボーイ、あなたの音楽は素晴らしい。けれども勝ち目はありません。今すぐに歌うのをやめなさい」

しかし、patoはやめなかった。何も臆することなく、玄関の電球が切れかかっていて瞬いてる、コンビニで買うと高いけど、ヨドバシカメラまで行くのは面倒、そんな日常を淡々と歌い続けた。なぜか会場からはすすり泣く声すら聞こえた。

「最後まで勇敢にたたかいますか、カミカゼボーイ」

司令官はサッと手を挙げる。周りを取り囲んだ米兵たちが一斉に銃を構える。

patoは限界を感じていた。幾多の銃に囲まれ、アカペラで歌い続けるのは限界がある。演奏が欲しい、演奏さえあれば、こんな軍人どもなんて蹴散らしてやれる。けれども、ジャッカルは銃弾に倒れ、薬屋は爆撃で粉々になった。クソッ! 演奏さえ、あれば! 俺は一人で音楽なんてやれやしない!

その瞬間だった。

一つの音が、聞こえた。

乾いた音。まるで空気を引き裂くように、乾いた音がステージ上を駆け抜けた。

ドラムの音だ!

そう気づいた刹那、畳み掛けるように乾いた音はビートを刻み始めた。

「全く世話が焼けるぜ!」

そこには、ジャッカルの残したドラムセットを組み立て、軽快にドラムを叩く団十郎(drums)の姿があった。

「団十郎…!」

「リーダー! 俺のビートに乗り遅れたら承知しないぜ!」

まるでpato(Vocal&MC)の力を試すかのように、団十郎(drums)のビートは増していく。そこにもう一つ音が加わった。

「こ、このアルペジオはまさか…!」

振り向くと、ジャッカルが残したベースを広い、マッハ斉藤(Bass)がアフロを振り乱しながら軽妙に演奏を始めていた。

「ったく、お前ら、ほっとけねえぜ!」

そして、キーボードの柔らかい音がスタッカート気味に鳴り響く。

「わたし、リーダーは嫌いだけど、リーダーの音楽は好き!」

SAKURAKO(Keyboard)は、今にも踊りだしそうなほどに体を左右に揺さぶりながら鍵盤を叩く。

「いくぜ、お前ら!」

メンバーとアイコンタクトをとるpato(vocal&MC)

「おっと、俺を忘れてもらっちゃ困るぜ!」

ジャッカル(Guiter)が立ち上がり、血まみれの手でギターを奏でていた。

「ジャッカル!お前!」

ジャッカル(Guiterはニコッと笑うと、胸元から小さなカードを取り出した。銃弾はカードにめり込むように突き刺さっている。

「ピンサロの会員カード、案外強いんだぜ」

最前列で観客が声を上げる。

「すげえ、トラネスとデビルチョプスティックスの合体だぜ!」

その言葉を遮るように隣の客が声を上げた。

「いや、これがデビルチョプスティックス本来の姿、これがあるべき姿」

「いくぜ、デビルチョプスティックス!」

-ピンサロブースター-
song by デビルチョプスティックス

いつの間にか日が落ちて
まだ五時なのに真っ暗なんて
冬が近づいてるんだねって彼女は言った

彼女はいつも生理で 今日はお触りダメなのって言うけど
そもそもそんなにずっと生理なはずがない

それに、ずっとピンサロいるんだから
日が落ちるのが早いとか
そんなにわかるわけねえだろ

ピンサロブースター
名刺を貰っても捨て場に困る
ピンサロブースター
浜崎あゆみの歌が流れる
ピンサロブースター
通路を歩く他の子の方がかわいく見える

それでも僕らはピンサロブースター
きっと明日もピンサロブースター

観客のボルテージはマックスに達し、想像を絶する音圧が米兵を襲う。次々と悶絶して倒れていく米兵。それはまるで音が織りなす銀河のようだった。

「クッ! ええい、しかしまだ爆撃機がある!」

司令官が無線で連絡する。すぐにB-2が空を引き裂くような爆音を轟かせて会場上空にやってきた。そして、間を置かずに爆撃が始まる。

「リーダー! 大丈夫?」

SAKURAKO(Keyboard)の問いかけに、pato(vocal&MC)は笑顔で返した。

「あの爆撃機を撃墜するにはもっと音圧が必要だ。ただ、今のままじゃあそこまで届かない」

「じゃあ、どうするの?」

pato(vocal&MC)はふっと笑うと、こう言った。

「俺たちにはもう一人メンバーがいるだろ」

その言葉にSAKURAKO(Keyboard)が薬屋を眺める。しかしバラバラで黒焦げで立ち上がりそうにない。

「クスクス」

ジャッカル(Guitar)が笑う。

「いるだろ、もう一人」

マッハ斉藤(Bass)もアフロを揺さぶりながら言った。

「ほうら、おいでなすったぜ」

団十郎(drums)が舞台袖を見る。

スクラッチ音が鳴り響いた。

「俺を忘れるとはな! SAKURAKO! また妊娠させるぜ!」

スイーパー(DJ)がターンテーブルと共にステージ上に現れた。

「な! 末期ガンで闘病中だったんじゃ…!」

SAKURAKO(Keyboard)の顔には怒りすら読み取れる。けれども、すぐに笑顔に変わり

「もう…バカ…!」

とつぶやいた。

「いくぜ、ウィーアー! テビルチョプスティックス!」

スイーパー(DJ)のスクラッチ音をベースに、SAKURAKO(Keyboard)の音が重なり、マッハ斉藤(Bass)の音が重なり、団十郎(Drums)の音がジャッカル(Guitar)の音が重なる、そしてそこにpato(vocal&MC)の歌が重なり合う。いつしか観客も歌いだし、重なり合った音たちは、原始的なビートを刻みながら、大空へと螺旋に舞って行った。

「ば、バカな!」

螺旋の龍と化した音圧は、2機のB-2をいとも簡単に突き抜け、天空を切り裂いた。B-2煙を吐きながら南の空へと消えていった。

そして、静寂が会場を包む。その静けさの中でpato(vocal&MC)は確かに聴いた。自分の心臓の鼓動を、生きてるという最上級の音楽を。

「優勝は、デビルチョプスティックス!」

司会者の言葉によって静寂が破られると、崩れ落ちる会場の中に大歓声が響き渡った。

「さあ、優勝した、デビルチョプスティックス、リーダーのpatoにインタビューです」

「勝利者インタビュー? インタビューには答えません。だって俺たちがインタビューに答える場所は、あそこしかないから」

鳴り止まぬ大歓声、笑顔のメンバー、バラバラになった薬屋の死体、夕焼けの空は全てを茜色に照らしていた。


―――――お酒の失敗談を教えてください

pato(Vocal&MC)「えっと、あれかな、ほら、打ち上げのとき」

マッハ斉藤(bass)「ああ、この間の大会の打ち上げね」

ジャクソン(Guitar)「クスクス」

pato(Vocal&MC)「大会が終わった後、団十郎が言い出しましてね、新しいスタジオの中に、昔質問に答えていたあの時のスタジオをそのまま再現してあるって言い出してね」

団十郎(drums)「まあ、最初からそのつもりでしたし」

マッハ斉藤(bass)「で、喜んだリーダーが飲みすぎちゃって」

スイーパー(DJ)「SAKURAKOをレイプ」

マッハ斉藤(bass)「懲役3年」

SAKURAKO(Keyboard)「そりゃ被害届だしますよー」

pato(Vocal&MC)「今日は出所祝い」

SAKURAKO(Keyboard)「お勤めを終えて帰ってきた気分はどうですか?」

pato(Vocal&MC)「もうインタビューは勘弁してくれ!」

いつまでも笑いが絶えないスタジオ、壁に掛けられた薬屋の遺影が白い歯を剥き出しにして笑っていた。

おわり







Q.風俗ではなにがスキですか?

イメクラに台本持参で行ってみたいです

Q.サイト開設当時の日記に「バスでモーニング娘。ファンのオッサンに声かけられたけどいい年してハハッ みたいなことを書かれていましたが十年後のいまどのようなお気持ちでしょうか

若いってのはそれだけで素晴らしい事なのだよって思います。

Q.どんなおっぱいが好きですか?

柔らかいのが好きです。

Q.実は私生活、モテてるんじゃないですか?

モテたいんですけど、けっこう女の人が怖いです

Q.アンパンマンとカレーパンマンと食パンマンの中で、SEXしたいのは誰ですか?

アンパンマン

Q.団十朗とSAKURAKOを奪い合った時のことを教えてください。

奪い合うような恋愛は大変だと思います。

Q.プロフィール28歳になってますけど、間違ってますよね?

間違ってますね。なんでだろ

Q.ヱヴァに出てくる女性ではだれが一番好きですか。理由も含めてお願いします。

マリ・イラストリアス
物凄く楽しそうにエヴァに乗るから

Q.セーラー服派ですか?ブレザー派ですね?

どっちもすき

Q.今まで出会ったインターネットの中の人で印象に残ってる人はどんな人ですか?

福岡でおっぱい揉めなかったこ

Q.今後ウンコを漏らした時のためにアドバイスをください

ウンコは漏らすものじゃない。漏れるものだ。

Q.どういうときパンツがぬるぬるしてきますか?

月末

Q.すごい長文でどれも読み応えのある返信ですね!ところでpatoさん暇なんですか?

はい

Q.ハムスターとモルモット、どっちが好きですか?

モルモットかわいいですね

Q.おすすめの本を教えてください

カフカの断食芸人

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