人類の進歩と調和

人類の進歩と調和

Date: 2008/06/05

便利になったがゆえに不便になることが山ほどある。

級数的に進歩していく人類の技術は凄まじく、「今まで手作業でやってたものを機械でやるようにしました!便利!」と湧き上がっていたのがほんの200年ほど前、人を乗せた飛行機が空を飛んだのがほんの100年前、信じがたい加速度で信じがたい発展を遂げたといえる。このままいくと10年後はどんな技術が生まれているのか想像だにできない。

ふっと辺りを見回して目につく便利なもの全てが技術の粋であり、その技術すらも十数年前からは想像もつかないほど発展している。例えば、10年前なんてテレビはブラウン管だったし、携帯電話なんて通信機かと思うほどの重量級だったし、パソコンなんてハードディスクが700Mとかそんなのがモンスターマシン、インターネットなんて海外のサイトか首相官邸HPくらいしか見るものがなく、エロ画像のダウンロードだけで四苦八苦していた。それから考えるとここ十数年で爆発的に進歩したものが多すぎる。

便利なことは豊かなこと、という考えの下、技術を発展させてきた先人たちの多大なる功績には頭が下がる思いで、大変感謝するのだけど、その、あまりこういったことを言えた義理じゃないのだけど便利すぎて逆に不便に感じることもある。

その最たる例がテレビの高画質化だろう。最近ではハイビジョンやら地デジやらがもてはやされ、家庭で観るテレビ画面が明らかに高画質になった。そりゃあ画面が汚いより綺麗ってのは良いことで、確かに素晴らしく便利なのだけどそこに大きな落とし穴がある。

僕は毎日、夕方のローカルニュースに出てくる地方アナウンサーに恋していて、こうなんていうんですか、ローカル局のアナウンサーって下手したら手が届きそうな存在じゃないですか。アイドルとかと違って同じブラウン管の向こうでも、コンビニでシール破ってエロ本立ち読みしていたら隣にいた、なんてことが普通にありえそうじゃないですか。

その辺の部分が異様に興奮しますし、このアナウンサーが告白してきたらどうしよう、平日夕方はずっとニュースだからデートもままならない!とか考えていると胸がパチパチしてくるじゃないですか。そんな感じで夕方のローカルニュースを見ていたんですよね。

で、ある日のことですよ。我が職場に、地デジ対応のプラズマテレビが納入されまして、ウチは安月給ですから同僚どももみんな貧乏で地デジとか見たことなくてですね、高画質の地デジを一目見ようと色めきだって昔の街頭テレビみたいな勢いで人々が集っていたんですよ。

僕もそのプラズマテレビの導入に心中穏やかじゃない部分がありまして、今は皆が集ってお昼のワイドショーとか見てるんですけど、夕方になって誰もいなくなったらコッソリとローカルニュースを見よう、と企んでいたんですよ。高画質で見るローカルアナウンサー、きっと普段のボロテレビで見ているより綺麗に違いない、そう確信していたんです。

で、いよいよローカルニュースの時間。興奮で弾けそうになっている心の臓を抑えつつテレビのある部屋にいきましたよ。いよいよ高画質で彼女を見ることができる。美しく可憐な彼女の姿を見ることができる。ドキドキしながら電源をオンにしました。

そしたらアンタ、むちゃくちゃ肌が汚いのな。いや、別に肌が汚いのは良くて、僕なんて肌どころか顔そのものが汚物っていうかデビルですから言えた義理じゃないんですけど、なんかもう、女子アナの顔が大変なことになっとるんですよ。

月のクレーターっていうんですか、あんな感じで、顔がボコボコしてやがるんですよ。月のクレーターは隕石の衝突とかが原因なんですけど、どんだけ隕石が落ちたんだ、メテオかって感じの肌なんですよ。分かりやすくいうと、子供の頃に親父にモデルガンのプラモデルを作ってもらったんですけど、ウチの親父、説明書を見ずに作るもんですから、どうしても組み上がらない部分が出てきましてね、発狂した親父が接着剤で無理矢理くっつけたんですけど、そもそも組み方が違いますからポロッポロ取れるんですよね。何度も接着剤塗ってを繰り返してると銃の表面が固まった接着剤でボコボコになるんですけど、そんな感じで女子アナの肌が汚いんですよ。ごめん、あんまり分かりやすくなかった。

とにかく、これまでオンボロテレビではハッキリと映らずに、彼女の肌は絹のように綺麗だ、とか思ってたんですけど、地デジで高画質になって毛穴まで見えるようになっちゃってクレーターが大出現、もう幻滅したっていうね、確かに技術革新で便利になったんだけど、便利になりすぎるのも考えものってやつですよ。

他にも、昔は人の噂って明らかに伝聞じゃないですか。職場で広まる噂だって人から人に伝わっていくものですから、その感染力はさして問題じゃなかったんですよ。部署が違うと全然知らないとか普通にありましたし。けれどもね、最近は悪い噂もメールでポンッですよ。patoさんがウンコ漏らして得意先との打ち合わせに遅れたらしい、それが原因で減給になったらしい、2万円くらい減ったらしい、なんて噂が次の日には全員に伝わってますよ。メールって本当に怖い、感染力が半端じゃない。

これも、コミュニケーションツールの便利さが招く悲劇であって、出会い系サイトを巡る諸問題や、学校裏サイトによるイジメ問題などなど、あまりの便利さ故に不便というか問題が発生しているといえる。そういった側面で考えると、あまり急激に発達する技術に人類が追いついていないような、いくらテクノロジーが発達しても、それを使う人間がスカスカじゃ意味がない、みたいな感じすらしてくるのです。

先日のことでした、我が職場には労働者の権利を守る労働組合、みたいなのがありましてね、なんか「労働者の権利を守れー!」とか「残業代をだせー!」とか「賃金アップ!」とかシュプレヒコールをしてるのをたまに見るんですよ。

普通の会社がどんなもんか知りませんけど、まあ、大体は同じ会社の人間でも組合に入る人と入らない人がいますわな。半々くらいとかそんなもんでしょうか。しかしながら、我が職場は管理職以外の98%の人が組合に入ってるという状態でして、ほとんど全ての人が組合に属しているわけなんですよ。

で、冷静に考えると、組合に入ってない人ってのは2%ほどで、ほぼ数人くらいのレベルなんですけど、実は僕その中の1人でして、入ってないんですよね。

これは何も別に「僕は組合活動に反対でね」とか「労働者の権利云々言うけどそもそも労働者とは……」みたいな立派な信念があるわけじゃなくて、普通に誘われなかっただけです。

大体は、会社に入った瞬間に熱心な組合員の熱烈な勧誘に遭ってしまい、それでほとんどの人が入ってしまうんですけど、何故か僕だけ勧誘すらされないというイリュージョン。なんかもう、栗拾いツアーに誘われないとかそういうの超越してますからね。労働者の権利を守る闘いに参加すらさせてもらえない。

で、どうも、組合側で手違いがあったみたいで、僕が入社した時に、僕だけ勧誘し忘れていたみたいで、そのまま幾年もの歳月が流れていたんですけど、つい先日、ついに組合に誘われましてね、晴れて組合員になったわけなんです。

組合員になって最初の仕事がイラストを描くことでした。組合ではなんか組合員に向けて社内報みたいな、まあ学級新聞みたいな手作りの機関紙を毎月発行していたんですよ。まあ、手作りですからペラペラの紙にどうでもいい内容、「組合員の○○さんにお子さんが生まれました」みたいな、誰が得するのか全く分からない情報てんこ盛りのヤツなんですけど、その機関紙のイラストを担当していた山賀さんが退職されてしまったんですね。

さあ困った、味のあるイラストを描いていた山賀さんがいない、これでは機関紙に彩りがなくなってしまう、組合の上層部は困り果てました。どうせ大した情報を載せてるわけじゃないんだから廃刊にしたらいい、とは新入りの僕には言えませんでした。

そこで、組合員の中からイラストを描ける人を探そうって感じになり、全員が何のイラストでもいいから描いて提出することになったんです。まあ、賢明な読者の方ならご存知だとは思いますが僕の画力って相当なものでしてね、トップページの下のほうに僕の描いたマンガが載ってますけど相当なものなんですよ。昔、職場の求人案内みたいなのに鳳凰の絵を描いて、あまりの下手さにとんでもない騒ぎになったレベルの画力です。

けれども、不得意だからってチャレンジしないのは良くないことですから、ここは果敢にチャレンジして組合イラスト担当の座をもぎ取ってやろう!と発奮したわけなんです。

でまあ、発奮したのはいいんですけど、締切日をすっかり忘れてましてね、全く手付かずのままXデーを迎えてしまい、うわ!しまった!もう今から描いても間に合わない!と焦った僕は、インターネットで検索して出てきたイラストを適当にプリントアウトして提出しておきました。人のイラストを提出してしまうのにいささか葛藤があったのですけど、まあ、間に合わないよりはマシだと思い提出、最近は本当に便利な世の中になりましたね、こんなに簡単にイラストが手に入るなんて本当に素晴らしいことです。

たしか、提出したイラストが、男の子なんでしょうけど目の色が左右違って赤と紫になっちゃってる男の子がすごい勢いで精子ぶっかけられてるイラストで、何の目的で描かれたものか全然分からないし、ちょっと倫理的にどうかなって思いましたけど、本当に間に合わないのでそれで提出しました。

そしたらアンタ、その絵が組合の中で評判じゃないですか。イラスト担当自体はミッフィーみたいな和やかな絵を描く女性に決まってしまい落選だったんですけど、それでも「patoさんってイラスト上手なんだね!」とか多くの人に言われる始末、年配の方になんか「牛乳絞りの少年の絵は実に良かった!」とか言われる始末。それ精子だと思います、僕が描いたんじゃないんで分からないですけど、とは言えなかった。

結局、イラスト担当にはできなかったけど、その絵心とセンスを発揮して組合のポスターを作製してくれって話になったんですよ。こう、なんていうか、職場内のいたる場所に掲示して「我が組合、ここにあり!」みたいな強烈な存在感をアッピールする目的でポスターを作ってくれって言われたんですよ。

ここが便利さの怖いところ、技術発展の怖いところですよ。あのですね、組合側が求めてるポスターってのが機関紙とは違って本当に立派なポスターでしてね、それこそ駅とかに掲示してあるレベルのヤツなんですよ。ちゃんとした印刷屋とかで刷った、なんか綺麗なポスターを作れって言うんです。

でもですよ、印刷屋に頼むとやっぱプロですから立派なポスターはできるんですけど、デザイン料とか付加されて結構高くつくんですよね。だからデザインは僕がやって、印刷の部分だけ印刷屋にやってもらうって形になっちゃったんです。

これが技術発展の怖いところ。こんなのね、デザインなんてちょっと前なら素人にやれませんよ。ちゃんとしたプロが立派にデザインして印刷する、それが当たり前じゃないですか。でも、今はパソコンを使ってイラストレートするソフトが簡単に手に入るわけで、素人にも結構やれちゃう、じゃあ、予算節約のためにやろうよって流れになるんです。ホント、そういった技術さえ進歩しなければプロに任せられたものを、絶妙に進歩してやがるからやらされるハメになる。便利すぎて不便だわ。

そんなこんなで、予算の15万円を頂いて早速デザイン開始。「目立つような色使い」「闘う姿勢」「静かな中に秘めたる闘志」という、お前はかぐや姫かって言いたくなる組合の無理難題を受けて作成を開始しました。

完成したポスターがこんな感じです。

画像

いやー、ホント、最近は、技術が、進歩して、ソフトを、使えば、誰でも、それなりに、デザイン、できる。

とにかく解説すると、間違いなく「目立つような色使い」という点では完全に合格でしょう。そして、左側でメラメラしているのは炎です。これは職場に貼るものですからあまりダイレクトに「闘う姿勢」っていうのを前面に出すわけにはいきませんから、色々と頭をひねって考えた結果、燃え盛る灼熱の炎で表現してみました。そして右側にいる人物は、そうですね、もう皆さんご存知ですね、綾波レイです。エヴァンゲリオンに登場する彼女こそが「静かな中に秘めたる闘志」というイメージにピッタリ、このポスターに使用するにあたってガイナックスおよびスタジオカラーに許可を取らなくていいのか迷いましたが取りませんでした。そして、この綾波の姿勢がどう見ても戦闘体勢ですので、ここでも間接的に「闘う姿勢」をアピールしているわけです。ホント、技術なんて進歩しなければ良かったのに。

で、このデーターを、データサイズが24KBしかなくて微妙に不安だったんですがUSBメモリに入れて印刷会社に持っていたんです。そして、そこでも技術が進歩して便利になった故の悲劇に見舞われるのです。

皆さんは印刷会社ってどういうイメージですか。なんか紙とかいっぱいあって、大きな機械がドッカンドッカン印刷してて、作業服を着たオジサマが暑い中働いていらっしゃるイメージがあるかもしれません。僕もそんな感じのイメージを抱いて組合の偉い人に指定された印刷会社に趣いたんです。

そしたらアンタ、社名はオシャレな横文字だわ、オフィスみたいになってるわ、それもしゃらくさい美容院みたいなオシャレさだわ、働いてるスタッフがみんな女性だわの全くイメージと違う印刷会社じゃないですか。スタッフ全員が「仕事の出来る女」「仕事が生きがい」「キャリアウーマン」みたいなしゃらくさい顔して働いてやがるんですよ。

もう、きったない格好に寝ぐせバリバリ伝説で来ちゃった僕は焦りましてね、もう帰ろうかと思ったんですけどポスターを印刷しないと怒られますから、一番近くにいた、盆正月の長期休暇になるとすぐにサイパンに行っちゃいそうなキャリアウーマンに話しかけたんです。

「すいません、ポスターを印刷したいんですけど」

それを受けてキャリアウーマンは

「ああ、デザインは持ち込みで印刷だけですね」

とか言ってて、あとなんかレイヤーがどうとかポストスクリプトがとかトゥルータイプフォントがどうとか訳の分からないことを言ってました。あまりの訳分からなさに、そんなんどうだっていいから冬のせいにして暖めあおうって言いそうになりましたが、本気で通報されそうな雰囲気だったのでやめておきました。いま梅雨だし。

「じゃあデーターもらえますか?チェックしますんで」

と言われて、心の中で「ほほう、そんなに麻呂のものが欲しいか、ならばお願いするんだな、ほれ、ほれ。助平な女よのう」とか思いながら素直にUSBメモリを渡したのですが、渡しながら本当に便利な世の中になったと痛感したのです。

このUSBメモリは100円ライターくらいの大きさのくせに2GBも入る代物で、僕が始めて買ってもらったパソコンのハードディスクって800MBですよ。あのパソコンがこんなちっちゃなものにダブルススコア以上の差をつけて負けている。おまけに簡単にデーターのやり取りが出来る。昔だったらデーターのやり取りってフロッピーが主流で、フロッピー10枚組とか鬼みたいなエロゲーをシコシコとダウンロードしてシコシコしてたんですよ。それを思うと便利になったものだ。

「形式はなにでもってきました?」

「JPEGです」

そう答えるとキャリアウーマンは微妙に困り顔。JPEGはまずかったか。

「はい、まあ、じゃあチェックしますんで、あちらにお座りになってお待ちください」

彼女がパソコンに座ってチェックする、僕はその近くのこれまたオシャレな椅子に座って待つ、暇なんで会社のパンフレットみたいなの読んで待つ、みたいなスタイルになっちゃったんですよ。

「たくさんフォルダがありますね、画像ってフォルダでいいですか?」

ああ、そういえば不親切だった、こうやってUSBメモリごと、渡すんだからメモリ内の余分なデーターは全部消しておくべきだった、あんなにゴチャゴチャ色々なファイルが入ってたら分かりづらいよな、って思いつつ、

「あ、はい、そうです」

みたいに返事しておきました。その瞬間、妙な違和感が心の中を横切りました。まてよ、「画像」なんてフォルダにポスターのファイルを入れた覚えがない、そのままぶっこんだだけだ。まてまて、じゃあ、なんで「画像」なんてフォルダがメモリ内にあるんだ。

「なんか沢山画像ファイルがありますけど」

「ちょっとどれか分からないんで全部開いてみてください」

パンフレットを見ながら適当にそう答えた瞬間、頭の中にフラッシュバックのように全ての思い出が蘇ったのです。そうだそうだ、上司が僕のパソコンを貸してくれって言うから中に入ってるエロ画像を全部USBメモリ内に避難させたんだった。簡単に避難させれてマジ便利、と思いながらメモリ内に「画像」フォルダを作って入れておいたんだ。いかん、そのファイルどもを開いてはいかん!神の怒りに触れるぞ!

「ま、まって!」

って声を出した時には既に遅く、彼女がフォルダ内の全部のファイルを選択して一気に開いてました。

たぶん、イラスト屋独自のそういった便利ソフトがあるんでしょうね、選んだ画像ファイルが一気にババババババババババババって感じでまるで弾けるように画面に次々と表示されましてね、女の子がウンコ食べてるとことか、なぜかすごい場所に請求書突っ込まれて身悶えてる女の子の画像とか意味の分からないエロ画像がそういった類のブラクラみたいに一気に表示されちゃったんです。

「きゃーーー!」

みたいな悲鳴がオフィス内に響き渡り、周りのキャリアウーマンとか大騒ぎ、営業に来ていた下請け会社の社員みたいな体育会系の男が、変質者が出たか!みたいな勢いで発奮してたのが怖かった。

「すいません、すいません、わざとじゃないんです」

とか、すげー謝ってる僕の横で、そういった便利ソフトなんでしょうね、今度はそれらのエロ画像どもがスライドショーになってパッ、パッと2秒ごとに切り替わってました。いいから大人しくしてろ。平謝りしてる僕の横で脱肛してる女性のエロ画像とか出てくるんだぜ、シュールすぎるわ。

なんでこんな画像保存しちゃったんだろう、なんで持ってきちゃったんだろう。本当に自分がわからない。中学の時の修学旅行で奈良に行って、何を血迷ったのか小遣い全部注ぎ込んで般若の面買った時くらい自分のことがわからなかった。あの時の僕は何を考えていたのか、何で般若なのか。あれ、夜になると動き出しそうで怖いんだよ。と後悔することしかできませんでした。エロ画像公開して後悔とはね。

おまけに、誤解を解こうと「こっちが本当のポスターの絵です!」って出てくる画像がアレですよ。もう法廷で争うレベル。

結局、これも技術が進歩して便利になった故の悲劇で、パソコンが進歩していなくて不便なままならあんなにいっぺんに画像を開けないわけですよ。開こうとしてもガリガリガリとかいってパソコンがすげー頑張っちゃって、ムリムリとちょっとずつ画像が表示されるレベル。そうなったらパソコンを叩き壊すなりなんなりして最悪の事態だけは回避できるじゃないですか。でも、マシンパワーがあるが故にそれらが一気に表示されちゃう。ホント、便利すぎて不便だと思うしかありません。

もっと便利に、もっと便利に、その一心で人類の技術は進歩してきました。それは誰もが予想だにしない加速度で目まぐるしい発展を遂げてきたのです。産業革命以降発展してきた技術は人類と共にありました。それは1970年に開催された大阪万博のテーマである「人類の進歩と調和」からも読み取れるのです。30年以上も前の人々は進歩への調和に地球の未来を思い描いたのです。

しかしここにきて加速度的に進む進歩のスピードに人類が追いつけなくなり、調和が取れなくなってしまった。それこそが便利すぎて不便という部分に現れているのではないか。こういった小さな歪が何よりの証左で、調和なんてできてないんじゃないだろうか。ボタン一つで地球を何度も破壊できるレベルの技術は調和と呼べるのだろうか。今の人類は進歩した技術を正しく使えているのだろうか、そう思えてならないのです。

とにかく、せっかく進歩したインターネットとパソコンを使ってウンコ食ってる画像を集めるってのはゼッタイに調和じゃないよなと思いつつ、今日は消火器とかすごいことに使ってる女の子の画像を集めてました。

次の日、なんか印刷会社の女の子とウチの職場の子が友人関係だったらしく、メールで「patoさんが印刷会社で画像テロしたらしい。女の子がみんな泣いていたらしい」みたいな噂が広がり、お前らは陰口ばかり叩きやがって調和が取れてない!と一人で怒り狂ってました。あとはこれは職場の雰囲気に調和しない、と200枚も刷ったのに組合の偉い人にボツにされたこのポスターをどうするかが問題だ。

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