オナッセイ大賞ノミネートNo.6「オナニーの無い世界で」

オナッセイ大賞ノミネートNo.6「オナニーの無い世界で」

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 2450年栄華を極めた文明社会は、地球を傷つけ緑が育たない土壌になっていた。
食料のキャパと人類のキャパがとうとう逆転し、発展途上国ではとうとう人と人が殺し合い、共食いをする。ヒトがヒトを食べるだれが想像したであろうか。それが世界中で日常茶飯時に起こるようになっていた。今や食料は買うことが出来ない、国から毎月まとまった食料を配給されている。家族の人数かかわらず一定量しか配給されないため、共食い現象が先進国でも見られるようになっていた。発達した文明でも食料を作り出すことは出来なく、とうとう国連およびアメリカは世界中に対して、「オナニーセックス禁止令を発令した」
 人類から性欲を抹殺したのだ。ということは即ち、人類滅亡を意味するのだ。それだけすでに地球という惑星の限界は近づいていたのだ。その間強制的に人類に去勢措置がほどこされ、人々の記憶からオナニーセックスの記憶すら失いつつある14年後、オナニーセックス禁止令が発令された年、僕は生まれた。僕の親は言う、「お父さんの二十歳の時オナニーセックス条例が出来たんだ。食料が本当にそこをついているからね、新しく生まれる命まで食料がまわらないんだよ、でもね、せめてオナニーはしたい。お父さんはレジスタンスに入って、秘密裏に活動をしていたんだ。仲間は全員やられちゃって、お父さんもお母さんもそのとき虚勢されてしまったから、もうオナニーすら出来ないんだ。」僕はあまりよく意味を理解することが出来なかった。そして最後に「お前は虚勢措置はしていないよ、それがせめてもの対抗だった。だからお前にはオナニーの気持ちよさを理解してほしい、そしてこんな素晴らしい行為を無くしてしまった愚かな人類に。罰を与えた地球に。どうか答えてやってほしい。」「もうオナニー出来るのはおそらくお前だけだよ、」
 そういいながら父さんは僕のズボンをおろし、おもむろに僕の息子をピストンさせはじめた。何だろうこの体の奥から何かが出てきそうな快感は!「さあ目を瞑って女の子のことを想像してごらん」やべえ、めっさ気持ちいい。ううう、、出る出るなにかでる、、
 それから5年経ち若くして親父は亡くなった。虚勢された人類の寿命は極端に短くなり、40歳を迎えるころにはほとんどの人間が亡くなっていった。人類の使命を人間は放棄した代償であろうか。
「これが最後の食料か。。」3年ほど前から地球の環境は更に悪化し、赤く焼け焦げた土壌に雨も降らないそんな惑星になっていた。まるで火星のように。50度を超える気温は人間が外に出ることすら拒否してしまっている。そしておそらく僕が最後の人間だろう。もう地下に貯蔵していた食料もそこをついてしまった。このままやがて訪れる死を待つしかないのか。人間はなんておろかな生き物だろう。水の星を、美しい星をこんな姿にしてしまった。当然の報いかもしれないな。あれからオナニーは日課になっていた。一日3回は最低するようになっていた。地下の日もあたらないところでやがて僕は死んでいく。もう立ち上がる元気もオナニーすらもうする体力は残っていない。
 父さんにそういえばあの時言われた。・・・・・こんな素晴らしい行為を無くしてしまった愚かな人類に。罰を与えた地球に。どうか答えてやってほしい。・・・・この答えを僕は最後に答えないといけなかった。こんな薄暗い地下で死ぬなんてイヤだ!最後はどんなに姿は変わってしまっても僕は答えを告げなければならない。這い蹲りながら地上へと階段を這い蹲り進んでいく。この地下シェルターを出るのはいったいいつぶりだろう。父さんがレジスタンス活動の為に作ったシェルターだった。太陽発電システムは生きているので、薄暗いシェルター内でも明かりは供給されていた。だから僕も今まで生きていることが出来た。
 太陽の光はすごい。生きてると実感出来る。地上にあがれば15分と生きていることは出来ないだろう死の大地だ。でも最後に、僕は答えないといけない。屋上についた。体が焼ける、髪の毛も焼ける、息苦しい、でもすがすがしい。これから死ぬっていうのに?僕は最後の力を振り絞って答えた。「私たちはあなたをこんな姿にしてしまった!本当にすいませんでした。最後にオナニーするので見ていてください、これがあなたに育ててもらった人類の姿です!」ズボンをずらしながら、今までのズリネタを総動員させてオナニーするつもりだった。でもそんな考えることも無く、すでに僕の息子はMAXだった。とてつもないスピードでピストンを繰り返しながら、僕は泣いていた。涙なんて流してもすぐ蒸発してしまう。僕の命もあと5分もないだろう。
体が悲鳴をあげている。でもこのピストンは止めることが出来なかった。父さんに教えてもらった看護婦、ナース、巫女、ネコミミの女の子、つるぺた、いろんな女の子が僕の頭を行き来する。ああ、萌え。最後にオナニーしながら死ねるなんてなんて僕は幸せなんだろう。もう限界に達していた。「もうすぐ私は消えてしまいます。しかし、あなた(地球)はなんとか生きてそして、オナニーしながら笑い会える人類をまた生んでください。こんどは争いあうことなく地球と共存しながらみんなでオナニーしたい!」
とととどぴゅっ・・・・・・ポタポタ・・雨?ああ、僕の思いは届いたのかな。。。
ああ、ありがとう。。

エピローグ

 そして新たな人類が生まれ2005年。僕はこの時代に再び生まれてくることが出来た。まさに奇跡としかいいようがない。あのつらかった記憶をそのまま残して僕はここにいる。僕の使命はわかっている。このままいけばまた同じ過ちを人類はたどってしまうだろう。だからそれを僕が止めるんだ。僕は全裸になり、外に飛び出した。
「みんなでオナニーしようよ!」
遠くからパトカーのサイレンが聞こえてきた。僕の道のりは果てしなく遠いのかもしれない。

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