大阪ストラット

大阪ストラット

Date: 2003/07/23

大阪は死ね!7回死ね!

とまあ、のっけから大阪に対する怒り大爆発のpatoさんですが、賢明なヌメラーさんならご存知のはずです。patoさんの大阪嫌いが今に始まったことではないと知っているはずです。

以前、大阪でオフ会をした時は、参加者全員が終電前に帰宅してしまい、右も左も分からぬ梅田の町に一人放り出され、朝までホームレスみたいな場所で眠りました。おまけにウンコもらしました。

次に大阪でオフ会をした時は、もう夜の街に独りになっても大丈夫とばかりにホテルをリザーブしました。「門限なし」と書かれた安ホテルを予約し、オフ会終了後にホテルへと向かったのですが、見事なまでに締め出されていました。鍵を閉められ、電気も消されたホテルの前に佇み、人知れずヒッソリと泣いたものです。

さてさて、そんな悪魔のような思い出がてんこ盛りの大阪に、悪魔の街こと大阪に、この連休を利用して行ってまいりました。正直、気乗りしなかったのですが、とあるサイトのオフ会に参加するためだけに大阪入りしたのです。

オフ会といえば、少しばかりアンダーグラウンドな雰囲気満載に、夜の繁華街とかで酒を飲んだり服を脱いだりレイプしたりと、不健全山の如しといった趣で行われるものですが、今回のオフは「集合は朝の10時」「公園で日差しを浴びてドッヂボールとかします」「お昼は敷物を敷いてお弁当食べます」とか一風変わったもの。まるで爽やか三組の如く爽やかさを前面に押し出したオフでした。

しかしながら、オフ会の集合時間は日曜日朝10時。いくらなんでも僕の住まわす広島からだと、どんなに早起きしても朝10時に大阪集合はキツイ。とにかく時間にはうるさいpatoさんですから、オフ会に遅刻とか考えられない。ということで、オフ会前日の土曜日から大阪入りし、適当に時間を潰した後、遅刻することなくオフ会会場へと乗り込もうと考えたのです。

そんなこんなで、土曜日夜。仕事を終えた僕は新幹線に飛び乗り、新大阪駅へと舞い降りたのでした。時間は夜九時、オフ会集合時間前まであと13時間。どうやってこの悪魔の街で過ごしたらいいのか。

新大阪駅で新幹線から降りると、ただならぬ空気が僕を出迎えてくれました。なんというか、瘴気というか毒気というか、とにかく空気が濁っているような印象を受けました。

「さすが、大阪の街だぜ、空気が濁ってやがる」

予想通りとは言え、まるで魔界に足を踏み入れてしまったかのように錯覚する感覚に、不安、焦り、恐怖、物怖じ、といったネガティブな感情が一気に溢れてきたのでした。とにかく、大阪の街は怖すぎる。

恐怖に震えながら、地下鉄にでも乗って梅田の町を目指そうと新大阪駅構内を徘徊する僕。階段を駆け下り、地下鉄の改札を目指していると。階段にたむろしている辰吉みたいな愚連隊がお出迎え。これだから大阪という街は恐ろしい。普通に駅の中を歩いているだけなのに、殺されるほど睨まれるなんて他の街では体験できない。

そんな浪速のジョーの鋭い眼光をかいくぐり、なんとか地下鉄改札に到着、このまま地下鉄に乗って梅田の街を目指そうと思うのですが、なんとなく微妙に腹が減ってきた。

仕方ないので、改札口の近くにあったマクドナルドで夕食をとることにする。関東風に言えばマック、関西風に言えばマクド、広島風にいえばマッキントッシュなマクドナルドで夕食を食すことに。

フレッシュで少しキューティクルな女性店員に案内されるままレジにて注文をする僕。頼んだのは確かマックカルビナントカセット。そのセットのポテトとコーラをLサイズにグレードアップして注文するというワンパク小僧ぶりを見せつけてオーダー。値段は661円と夕飯にしてはやけにリーズナブル。

まあ、僕は顔に似合わず細かい性格ですので千円札と1円玉で1001円を厳かに提出し、340円ばかりのオツリの到来を今や遅しと待ち構えます。

「1001円お預かりします」

キューティクルな店員は、そう言って僕の出した1001円を受け取ると、なにやらコーラーをカップに入れたり、ポテトをガサガサと入れ物に詰めたりと忙しそうに働いていました。

「お待たせしました!ナントカセットです」

そう言って満面の笑みでナントカセットを差し出すキューティクル店員。その笑顔を見て思ったわけですよ。

「いや、オツリは?」

セットを差し出されるのはいいのだけど、どう考えてもオツリをもらっていない。661円のセットを購入し、1001円を差し出した僕。なのに1円たりともオツリをもらっていない。オツリの到来を今や遅しと、財布の小銭コーナーを開けて待ち構えていたのに、全く持ってもらっていない。

これだから大阪という街は恐ろしい。

外見上は普通で、健全としか思えないマクドナルド。さらには、フレッシュそうな店員であるのに、ちょっとでも気を抜くとオツリをちょろまかされるという歴然たる事実。たぶん、大阪のマクドナルドには裏マニュアルみたいなのがあって、「客が標準語を喋ってたら大阪人ではありません。大阪人以外なら楽勝なのでオツリを誤魔化すこと」とか書かれているに違いありません。どうなってるんだ、大阪。

大阪に降り立って10と数分、早くもオツリ詐欺の被害にあった僕は、1001円のインフレとしか思えないナントカセットを食しながら大阪の恐怖に震え、少しばかり泣きました。

確かに、「オツリもらってないんですけど」とか店員にカミングアウトすればよかったのですが、考えても見てください。ここは大阪ですよ。他の街ならいざ知らず、ここは大阪ですよ。

あれだろ、大阪人って金のためなら死にもの狂いになるんだろ。たかだか340円ばかりのオツリでも、烈火のごとく怒り狂い、「オツリは払いました!」とか血で血を洗うような争いが起こるんだろ。そのうち「兄ちゃん、この店になんか文句でも?」とか地回りの暴力団とか出てくるんだろ。ホント、大阪だったら340円で殺されかねないからな。それだったら泣き寝入りして、1001円のセットを黙って食べてる方がいくらか得策だよ。340円で殺されちゃかなわんからな。

そんなこんなで、マクドナルドで涙の夕食を終え、さっそく340円巻き上げられるという失態を演じて新大阪駅を後にします。そして、地下鉄に乗って梅田駅へ。

梅田は、さすがに大阪の中心地ということもあり、どいつもこいつも意地汚い顔して大量の人間が歩いておりました。あれだよな、歩いている人間が全員、「おれ、うめだ」みたいな誇らしい顔して歩いててさ、しかも確実に2、3人は殺ってそうな腐った目をして歩いているのよ。暴力だけが支配するバイオレンスマッドシティ梅田。そんなキャッチフレーズがマッチするほどあり得ない街だった。なんか、腕を骨折してギブス巻いてる輩が異様に多かったしな、さすが大阪と納するしかなかったね。

そいでもって、東通りあたりの場末のゲームセンターに入り、最近ご執心の麻雀ゲームに没頭することにします。この麻雀ゲーム、普通は1PLAY200円でコンテニューが100円なんですけど、なぜかこのゲーセンでは1PLAY100円という破格の低料金。さすが大阪だぜ、ゲーセンまで大安売りじゃないか、などと喜んでいると、確かに1PLAY100円だけどコンテニューは200円という衝撃の事実が発覚。さすが詐欺師の町大阪、格安の1PLAY100円で釣っておき、あとは高値のコンテニュー料金でガッポリ儲ける。ゲーセンすらも詐欺師の定石に沿って営業してやがります。どうなってんだ、大阪。

さすがに朝までゲーセンというのもアレなので、深夜映画でも見ようとナビオだかアナルだとかいう映画館へ。深夜ロードショーをやっている「踊る大捜査線2」を鑑賞することに。

さすが大人気映画の上映初日、しかも土曜夜の深夜映画ということで館内は大盛況。しかも、カップル率9割強とかありえない状態になってました。エレベーターの中でハメ撮りとかしそうになってた。どうなってんだ、大阪。

そんな中、猿山のボスのようにLサイズのポップコーン片手にムシャムシャと映画が始まるのを待つ一人ぼっちの僕。オマケに転んでしまって絨毯の上にポップコーンをぶちまける大失態。どうなってんだ、大阪。

映画が終わり、さすがにもう深夜3時なのでどこかで寝ようと、インターネットマンガ喫茶に行ったのですが、「ナニワ金融道」を熟読してしまい、朝まで眠れないという散々な状況でした。どうなってんだ、大阪。

しかも、朝になってマンガ喫茶を出る時、僕は利用料金を大幅に勘違いしていたらしく、あり得ない料金を請求されました。もう、大阪って最悪。

こんな風にですね、徹底的に大阪を叩きまくっている僕です。これを読んでいる大阪の人なんか気分を害されるかもしれません。でもね、本当は大阪という街が好きなんですよ。確かに、僕は大阪が好きなんですよ。

そりゃ確かに、ホテルを締め出されたり、マクドナルドでオツリをちょろまかされたりとか、他にもイベント台!と称されたパチンコ台で大負けぶっこいたこともありますよ。それだけ大阪には酷い目に会わされているのに、それでも大阪に行き続ける僕。きっと、大阪に住んでいる皆のことが好きなんだと思うんだ。

確かに酷い街だけど、そこに住んでいる人たちは面白くて信頼に足る人物で、そいでもって一緒に遊ぶと何とも楽しい。だから僕は大阪に惹かれていると思うんだ。酷い街だけど、そこに住んでる友人達は信頼に足る人物。

だから、そんな友人達のオフ会があるから、せめてオフ会には遅刻しないよう、みなの盛り上がっている雰囲気を遅刻で台無しにしないよう、わざわざ前日入りしてまでオフ会に備える僕。あり得ないマッドシティで孤独に一夜を明かしてまで、オフ会に備える僕。そこには信頼に足るフレンドたちが待ってるはずだから。

そうそう、マンガ喫茶で夜を明かし、なんか髭もぼうぼうに伸びてしまって、しかもマンガ喫茶にクーラーが入っていなかったものだから異様に汗臭い僕。さすがにこれでは信頼に足る友人達の気分を害してしまう。

だから、僕は朝っぱらからサウナに行ったんだ。サウナに行って汗を流し、髭を剃って、新しいTシャツまで購入してオフ会に備える僕。それがディアフレンズに対する最低限の礼儀だから。

9時15分に梅田の街を出発し、オフ会集合場所である長居を目指す。地下鉄長居3番出口に10時集合。このペースで行けば遅刻もしない、おまけに爽やかさ満載で爽やかオフに合流できる。

大阪は酷い街だったけど、きっとオフで会う友人達は素晴らしいと思う。もう考えるだけで今からワクワクする。なんて素敵なんだ、大阪に住まわす友人達はなんて素敵なんだ。

さあ、約束の10時だ。もう目の前が待ち合わせ場所である3番出口だ。これからめくるめくオフ会が待ってるはず、昨晩は梅田で散々だったけど、きっとそんな思いを吹き飛ばすほど素晴らしいオフが待ち構えているに違いない。素敵な信頼に足る友人達と楽しいオフ会が繰り広げられるに違いない。もう、ドキドキで集合場所へと赴いた。

いや、誰も来ないんですけど。

10人くらいは参加メンバーとして名を連ねていたはず。なのに集合場所には参加者の欠片すら見当たらない。参加者どころか主催者とか幹事とか全く見当たらない。普通に爺さんとかが昼寝してるだけだったよ。

誰も来ないのに地下鉄長居駅3番出口で仁王立ち。集合場所で鬼無双。結局アレだ、僕以外全員が遅刻みたい。

一番遠方、広島から前日入りし、梅田の町で途方もなく酷い仕打ちを受けながらもオフ会のためだけに頑張った僕。なのに、当のオフ会メンバーからはこの仕打ち。あり得ないほどの仕打ち。

もうなんというか、人間とか信頼とか、全てが信じられなくなったね。さすが大阪、信頼してたオフ会メンバーまでこの仕打ちだぜ。

結局、皆と合流できたのは11時30分ぐらいで、張り切って9時45分くらいから集合場所で待ち構えてた僕は、なんか可哀想な人みたいになりながら炎天下に仁王立ちしてました。通行人にお金とか恵んでもらっても可笑しくない状況だったけど、さすが大阪、誰一人恵んでくれなかったぜ。ホント、あり得ない。大阪、ありえない。

あと、大阪入りしている間、自動更新をセッティングしてサイト更新だけはシッカリやろうと考えていたのですが、マシンがフリーズしたみたいで全く更新されてませんでした。これも大阪が悪いとしか考えられない。更新間隔が空いてしまったのは全ては大阪が悪い。

信じていた最後の一線にすら裏切られた僕。事件は会議室で起きてるんじゃない、大阪で起きてるんだ!と叫びたい気分です。

大阪は死ね!七回死ね!一刻も早く大阪が地図から消える日が来ることを願っています。

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