韓国旅日記-part4- 軍人日記

韓国旅日記-part4- 軍人日記

Date: 2003/05/31

22日早朝 オンボロホテル

韓国済州島で迎える初めての朝。あまりに温暖な気候で暑苦しくて寝苦しいにも関わらず、クーラーが全く入らないというオンボロぶりを発揮してくれる青少年自然の家風のオンボロホテル。仕方ないので窓を開けて寝ていたのです。

しかしながら、この島は昼は暑くても夜は妙に冷え込むらしく、窓を開けてパンツ一枚で寝ているもんだから、寒くて寒くて南極でアイス食ってる夢とか見てました。

朝方にボンヤリと目が醒め、寒い、けれども眠い。寒い、でも眠いから窓を閉めに行きたくない。などと夢と現時の狭間で悶々とした時を過ごしておりますと

プルルルルルルルル

またもや静寂を破るかのように部屋の電話がけたたましく鳴ったのでございます。時計を見ると朝の6時半。こんな早朝に電話をかけてくるなんて嫌がらせとしか思えません。

電話を取ってみるとやっぱり相手はいつもの如くウンコ上司で、彼は老人なものだから、もう朝から元気元気。元気すぎて朝ボッキングとかしてるんじゃねえの? というぐらいに電話を通じて覇気が伝わってくるのですよ。

「おい!朝飯を食いに行くぞ!」

一も二もなく、否も応もなく告げられる死の宣告。いくら僕が普段はあまり朝飯を食べない習慣だとか、所持金が25万ウォンしかないからできることなら朝飯は節約したいだとか、それよりなにより眠いからもっと寝させろとか、朝飯を食べたくない理由が山のようにあろうとも断ることはまかり通りません。

結局、まだ頭が半分寝ているような状態で服を着てロビーまで降りてみますと、元気一杯のウンコ上司はロビーでラジオ体操みたいな動作をしておりました。とてつもなく殺したい。殺人許可証が発行されるなら間違いなくヤツを殺る。

しかしながら、そこにはいつも上司の金魚のフン、上司のアナルバイブのごとく後ろを引っ付いて歩いている大崎の姿がありません。不審に思った僕は

「あれ?大崎さんはどうしたんっすか?」

とか訊ねましたところ、どうやら大崎はもう朝食を食べてしまったとのこと。これは多分ウソだと思います。こんな早朝に朝飯を食べるとかありえないですから。たぶん、大崎のヤツももっと寝たいとかそういった欲求があって嘘をついたのだと思います。上司のイエスマン大崎すら嘘をつかせてしまう朝からの上司の大暴走。これだけでもどれだけ大迷惑だったか窺い知ることができます。

ちくしょう、大崎のウンコめ、うまいことやりやがって。俺も嘘ついてもっと寝ておけばよかったぜ、と公開した時は既に遅く、もはや逃げることもままならない状態でございました。

それでまあ、朝飯でも食べますかということになり、ホテルの地下にあるレストランへ。このホテルは青少年自然の家風のボロさ、客がチェックインしてるのにまだ掃除をしてるほどのルーズさの癖に、いっちょ前に地下にレストランみたいな物を備えておりました。そこが朝食バイキングなるサービスをしているらしいので、階段を下りてそこに向かったのです。

地下のウンコのようなボロさを誇るレストランに入店して愕然としたのですが、そこで繰り広げられている朝食バイキングは常軌を逸した途方もないものでした。

普通、バイキングとかいうと、数々の種類の料理が並べられており、客は色とりどりの料理たちに目移りしながら楽しそうに料理をついばんでいく。そんな光景が繰り広げられるはずなんです。

しかしながら、このオンボロホテルのオンボロレストランの朝食バイキングに、そのような選ぶ楽しみはない。和気あいあいとアレを食べようかな? コレを食べようかな? と悩む姿は皆無。

なぜなら全部がキムチっぽい食べ物だから。

もうね、レストランに入った瞬間からムワンとキムチっぽい臭いが香り、並べられた料理は全部赤っぽい色がついていて辛そう。どれを選ぼうとも朝っぱらから辛い物を食べることは避けられない状況。

「わしゃ、辛い物は苦手だ。別の店で食べるぞ」

そのクレイジーな朝食バイキングに怯んだ辛いもの苦手のウンコ上司。踵を返すと逃げるようにしてレストランから出て行ったのです。別の店で食べるぞ、とだけを言い残して。

別の店で食べるといっても、こんな朝っぱらです。ホテル内には営業しているレストランなどありません。というか、このレストランには元々ここしかレストランがない。必然的にホテルの外で朝食を食べることになるのです。

おいおい、こんな朝っぱらかホテルの外に出るのかよ。とゲンナリするのですが、もう歩き出してしまっている上司は止まりません。まさにブレーキの壊れたダンプカー。仕方なくホテル外で朝食を食べることを余儀なくされるのです。

しかし、いくらホテル外と言っても、今はまだ朝も明けきらぬ早朝です。当然ながら他の店舗など開いているはずもない。朝食を求めて当てもなくリゾート地をさ迷い歩くことは必須。

けれども、ウンコ上司のヤツはまるで目的地があるかのようにズンズンと歩いていくのです。朝飯だけを求めて朝っぱらから物凄い勢いでズンズン。何がそこまで彼を朝飯に駆り立てるのか。僕は正直朝飯なんてどうでもいいのですが。

「どこで食べる気なんですか?」

まるで目標に向かって進んでいるかのように前を歩く上司に訊ねました。すると彼は

「シーラホテルで朝食を食べる、あそこなら和食も洋食もありそうだ」

という途方もないセリフ。済州島のリゾート地に君臨する三大ゴージャスホテル。その一角を担うシーラホテルで朝食を食べるとか言い出しやがったのです。

いや、冗談じゃないって。僕らが宿泊しているオンボロホテルの朝食ならともかく、あんな高級ホテルの朝食ですよ。どんな金額を請求されるのか分かったものじゃありません。それどころか、ボロホテルに泊まっているのに、朝食だけ見栄はって高級ホテルで食べてるみたいで嫌じゃないですか。なんだか不憫じゃないですか。

それでもやっぱり上司に逆らうことなどできず、小汚い格好をした妙にフランクな格好の師弟は高級ホテルシーラへと吸い込まれていくのです。激安オンボロホテルに泊まっている身でありながら、さもシーラに泊まってますという顔をして。

初めて入った高級ホテルシーラ。そこはやはり高級ホテルと言われるだけあってシックでシンプルな内装の中にもどことなく高級感が感じられる。当然ながら僕らの宿泊するオンボロホテルとは比べること自体が可哀想といった状態。

そこの朝食バイキングもやはり物凄く、和洋韓の全ての朝食メニューを網羅する勢いで料理が並べられている。しかも目玉焼きとかはコックが目の前で一枚一枚丁寧に焼いていた。それどころかフレッシュなフルーツなんか盛り沢山に置いてある。

僕は元々、朝っぱらからモリモリと朝食を食べる習慣がないのと、高級すぎてお金が足りるのだろうかという心配感から胸いっぱいで、ほとんど料理を食することができなかった。なんか、胃に優しそうなオカユとかフルーツばかり食ってた。

それでもまあ、ウンコ上司のヤツはスクランブルエッグだとか妙にアメリカンな朝食を食してご満悦。食後のコーヒーとかおかわりしてまでガッコンガッコン飲んでた。

「さすが高級ホテルの朝食。大変おいしい」

と満足気な表情を見せる上司。貴様はどんなマズイものでも満足して食ってるじゃねえか。と言いたくなるがグッと堪える。そして、オカユとフルーツしか食べていないのに高級ホテルの朝食に相応しい値段を取られるとビクビクしている僕。バイキングだから食おうが食わまいが同料金だからな。

食い終わってレジまで行くと、朝食代は1人24,000ウォン(2,400円)。もちろん上司は奢ってくれるわけもなく、「別々で」とか日本語が通じるレジのお姉ちゃんに言ってます。ただでさえ所持金が少ない僕であるののに、たかが朝食で24,000ウォン。心ばかりのオカユとフルーツに24,000ウォン。ウォンウォン泣きそうになったわ。もはやこの世には神も仏もありゃしねえよな。

それでまあ、朝食も食べたことだし、シーラホテルを後にして徒歩でオンボロホテルへと帰る。そこで、ウンコ上司のヤツから、「午後から始まる国際会議までまだ時間があるから、この辺でも散策に行かないか?」という有難すぎる誘いを受ける。

「いえ、午後に向けて資料の準備しますので」

と丁重に断ったところ、なんか上司は一人でフラフラと徒歩で散策に行ってしまいました。夜な夜な近所を徘徊するお爺ちゃんみたいな感じで徘徊してました。

やっとこさ上司の呪縛から解き放たれ、まるで命の洗濯とばかり開放的な気分でロビーのソファに座っていましたところ、そこにフラフラと大崎登場。虚偽の報告で朝食の誘いを断った大崎登場。上司に付き合わなかったから充分に睡眠のとれた大崎登場。

「あれ?上司と飯食いにいったんだ?」

とか素っ頓狂なこと言ってやがります。貴様が夢見心地でベッドの中にいる間も、俺はバカ高いオカユとフルーツを食ってたんだよ、ボケが。

とまあ怒るのですが、ここで大崎相手に怒りを顕わにするのも理不尽というもの。やるせないキモチはありますが、グッと堪えます。

そんな僕の様子に気付いてか気付かずか、いや、多分全然気付いてねえんだと思うんだけど、さらに素っ頓狂なことを言い出す大崎。

「午前中暇でしょ?どっか観光に行かない?」

「ザ・済州島」とか書かれた観光本を手に言うではないですか。国際会議の始まる午後まで暇だから観光に行こうとかいいやがるんですよ。上司といい、アンタといい、なんでそんなに元気なんですか。

「いや、ちょっと所持金が心もとないので・・・」

と無難かつ心からの本心を告げて観光のお誘いを断ろうとしたところ

「この近くに射撃場があるんだよ、本物の銃が撃てるんだぜ」

とか、観光本の1ページを開きながら言うではないですか。確かにこのクソホテルからタクシーで10分ほど走った場所には「射撃場」という名の観光地があるらしく、なんか45口径だとかマシンガンだとか本物の銃がバシバシ撃てるらしんです。

そりゃあ僕かて男の子ですよ。やっぱそういう本物の銃が撃てるとかそういうのって、男の子的にすごっく魅力的なんですよ。子供の頃から安っぽいモデルガンで遊んだりして、バンバンと戦争ごっことかやってた僕にとって、本物の銃が撃てるなんて果てしない桃源郷。限りない浪漫を感じるんですよ。

「いいっすね、是非とも撃ちたいっす。でもお金がなあ」

観光本に書かれている説明書きによると、射撃は12発で30,000ウォン(3,000円)。比べるのもなんですがシーラホテルの朝食より高い値段。僕の所持金は22万ウォンほど。楽勝そうに思えますが、ここからホテル代を払わねばならない事を考えるとかなりキワドイ金額。

「やっぱ、お金ないし・・・ちょっと・・・」

銃を撃てる浪漫に魅せられつつも、所持金の乏しさから断念しようとする僕。金がないのは首がないのと同じ。何処の世界でも貧しさこそが最大の苦しみなのです。

「何言ってんの!本物の銃が撃てるなんてチャンス、もう二度とないよ!いかなきゃ!」

と、何が彼をそこまで銃に駆り立てるのか知らないけど、ものすごい勢いで射撃に行こうと誘う大崎。その彼の目はもはや普段の大崎はなく完全にワイルドガンマンの目だった。

こりゃあもう、このまま射撃場に行くのを承諾しないと大崎に殴り殺されそうな勢いなので、やむなく行くことを承諾。15分後にロビーで落ち合って一緒にタクシーに乗って射撃場に行くことを約束しました。

15分後

ロビーに現れた大崎は、さっきより一層ワイルドガンマンな目になっており、もはや銃を撃つ気満々。下手したら僕を撃ち殺しかねないほどヒートアップしておりました。

早速、ホテルの前で待機していたタクシーに乗り込み、「射撃場に行きたい」と、運転手には日本語も英語も通じませんでしたので観光本の射撃場のページを指差しながら告げました。

その瞬間でした

「イカン、急にお腹が痛くなった。pato君、悪いけど俺部屋で寝てるわ、射撃場には一人で行ってくれ」

そういって、神の如き素早さで大崎のヤツがタクシーから降りやがったのです。

いや、ちょっとまて、話が違うやん。確かに銃を撃つのは魅力的だけど、僕自身はあまり射撃場に行くのに乗り気ではなかったやん。それを強引に誘って行く事にさせたのは他でもない大崎やん。

それがなんだ、腹が痛いとかいうチンケな理由で戦線離脱か。強引に誘った僕を一人で行かせて自分は放置か。この野郎、いい度胸してるじゃねえか。

と思ったときには既に遅く、タクシーの後部座席に座って振り返りながら、ドンドンと小さくなっていく大崎の姿を見つめていました。

何も知らない異国。所持金は少ない。そして、言葉の通じないオッサンが運転するタクシーに乗せられて射撃場へ。まさかこんな異常事態になるとは。これならば高級な朝飯を食わされている方がいくらか平和だ。不安、不安すぎる。

島の守り神として、島の至るところに2m近い石の像が建てられています。これは「トルハルバン」と言うらしいのですが、トルハルバンも守り神というぐらいなら、のっぴきならない状態のこの僕を助けてくれ。

画像

微動だにしないトルハルバンに見守られ、済州島を走り抜けるタクシー。そして後部座席で怯える僕。もしかしたら、このタクシーの運転手がムチャクチャ悪人で、僕はこのままアジトに連れて行かれて拉致監禁とかされるかもしれません。「おい、このイルボン、20万ウォンしか持ってないぜ」とか言われて利用価値がないと判断。パスポートだけを没収されて射殺されるかもしれません。ガンシューティングしようとタクシーに乗って、自分がガンシューティングされたんじゃたまったものじゃありません。おそろしやおそろしや。

そんな僕の想いなんかどこ吹く風で、ドンドンと走っていくタクシー。しかも、心なしか民家のない山奥に向かって走って行ってるのです。ドンドンと人気のない方角に。まさにアジトに向かって走っているような雰囲気。

こりゃ、マジで殺されるかもな。さようなら日本のみんな。僕はもう日本の土を踏むこともできなければ、サイトを更新することもできません。

とか、いよいよ観念していると、目の前にはトルハルバンの像と日本語で書かれた看板が

「射撃場」

もうね、むちゃくちゃ安心した。なんやねん、このタクシー運転手。悪人みたいな顔してムチャクチャ善人やん。

それでまあ、射撃場に到着したのですけど、タクシーの運転手は来るまで待ってるとかではなくて、射撃しに一緒についてくるのな。アホのような日本人と悪人面のタクシー運転手っていう訳の分からない組み合わせで射撃場の中の庭園みたいな場所を歩いていると、ついに目の前には「射撃練習場」と書かれた建物が。ついに到着。

とりあえず、様子が分からないってのも恐いので、チラリと窓の辺りから中を覗いてみたのですが、そこには信じられない異様な光景が。

なんかな、迷彩服とか軍服とか、軍人みたいなカッコした男たちが5人ぐらい直立不動で立ってるの。全員がペタジーニみたいに服の上からでも筋肉の隆起が分かるぐらいマッスルボディーで、鬼軍曹みたいな顔してるの。

うわー、むちゃくちゃこえー

とか入るのを躊躇してると、タクシーの運ちゃんがとっとこ中に入っていくのな。言葉通じないから運ちゃん止めるわけにもいかないし、仕方なく中に入ったよ。そしたら

「いらっしゃいませー」

とか鬼軍曹どもが朗らかな笑顔で言ってるの。徴兵を乗り越えた韓国人の鬼軍曹どもが、マクドナルドの店員ばりのグッドスマイル。

「射撃は12発で35,000ウォン(3,500円)です」

とか、サラッと言いやがるの。観光本には30,000ウォンとか書いてあって、明らかに値上げされてるんだけど恐すぎて文句とか言えない。

でまあ、軍人どもに囲まれて、言われるがままに射撃練習場に入ったわけだよ。

そこで、なんか電車の中とかで勘違い小僧がつけてるようなバカでかいヘッドホンみたいなの渡されてな、それを装着していよいよ銃を撃つ段階になったわけだ。

僕が選んだのは、なんか45口径のオートマッチの銃。

それを構えていよいよ撃つぞ、とか思ったのだけど、なんか軍人が僕の真横に直立不動で立ってるのな。ホント、僕の横15センチくらい、下手したらチンポが擦れ合うくらいの距離に鬼軍曹が立ってるの。すげえ落ち着かない。

それでまあ、鬼軍曹はいないものとして、いよいよ撃つぞーって銃を構えて前方を見たんだけど、的がムチャクチャ近いのな。テレビなんかの射撃訓練に使うような的が、前方1メートルぐらいの場所に置いてあるの。

いや、こんなのゼッタイに当たるって。っていうか、この距離なら銃を使わんでも石でも投げた方が早い。こんな近い距離に的を置いて射撃させる意味があるのか。

なんて悶々と考えるのだけど、真横で鬼軍曹が「早く撃たないと殺すぞ」って顔してたから仕方なく撃ったよ。

パーン

テレビなんかで聞く銃声よりも遥かに重くて痛そうな音が鳴り響く。それと同時に、物凄い反動が僕の手に伝わる。もう銃なんか構えてられないくらいの反動。普通に手が跳ね上がっちゃったもんな。

うおー、すげえー

とか驚いてると、真横で鬼軍曹が

「つぎぃ!!!」

とか怒鳴ってるの。

なんでやねん。

なんで観光で銃を撃ちに来たのに、軍隊教育みたいに怒鳴られなきゃいけないんだ。とか思うのだけど、銃声を聞いて軍人の血が沸騰しまくってる鬼軍曹には何を言っても無駄で、というかむしろ怖すぎて何も言えないので、言われるがままに次々と銃を撃ちました。

パーン

パーン

撃つたびに物凄い反動が腕に伝わり、僕の両の腕が跳ね上がる。そして、それと同時に一発撃つごとに

「もっとみぎぃ!!」

「もっとひだりぃ!!」

「おらーー!!」

と銃声よりもボリューム大きめで鳴り響く鬼軍曹の怒声。銃の破壊力とか、腕に伝わる反動とかどうでもよくて、この鬼軍曹が恐かった。それだけが印象的だった。

あっという間に12発全部を撃ちつくし、弾がなくなったので

「これ、弾がなくなっちゃったんですけど」

と銃を構えたままクルリと鬼軍曹の方を向いた瞬間

「グルアアアアアア!!銃口を向けるんじゃねえ!!!」

と鬼軍曹が鬼と変わり、ものすごく流暢な日本語で怒鳴られました。しかも僕が

「ごめんなさい、ごめんなさい」

とか謝ってるのに、コマンドサンボのような動きで羽交い絞めにされ、なんか腕の関節とか締め上げられました。鬼軍曹に殺される。

で、観光に来ただけなのに、一通り軍隊教育を叩き込まれた僕。半泣きになりながらも少ない所持金からガンシューティング代を支払ってホテルへと帰りました。韓国の軍人はものすごく恐ろしいです。

帰りのタクシーの車内。また道中に建てられているトルハルバン(守り神なので本当に至る場所にある)を見て思いました。このトルハルバンはあの鬼軍曹にソックリだと。

画像

ホテルに帰り、往復のタクシー代10,000ウォン(1,000円)を支払い、失意のまま部屋へと帰りました。

部屋に帰ると、何だか知らないけど部屋の前で待ち構えていた大崎と上司が

「ちょっとpato君!午後からの会議の準備もしないでどこに遊びに行ってたの!」

とかムチャクチャ怒ってました。

どうやら大崎のウンコは、僕をハメて、一人で恐怖の軍人だらけ射撃場に送り込んだことをすっかり忘れていたようです。

できることなら、あの45口径の銃で大崎を撃ち殺したい、そう思うのでした。

長いので続く

現在のpatoさんの所持金 18万ウォン(1万8千円)

Part5 韓国Numeri&カジノ編へ続く

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