新人類

新人類

Date: 2003/04/05

最近の新人類ってのは呆れるばかりだ。

僕は27歳のいい歳したオッサン。職場に新たに配属されたフレッシュメンどもは22歳。僕から見れば十分に新人類だ。

僕はまた今年もこの新人類フレッシュメンどもの教育係に任命された。毎年のことなんだけど、自覚が足りないやつっていうのが一人は混じってて、毎朝寝坊してくるヤツがいる。4月1日に配属されてから、今日までパーフェクトに遅刻してくるヤツ。

僕はそんな遅刻者たちを先輩面して説教するのだけど、毎年のことながら、言い訳も多種多様で面白い。

「オマエ、遅刻しただろ、寝坊か!?」

と僕が怒ったところ

「寝坊じゃありません!二度寝です!」

とか逆ギレするヤツや、

「道端で妊婦が産気づいてて」

とか言うヤツ。ドイツもコイツも遅刻しておいてこんな言い訳ができるとは大物に違いない。まあ、配属されたてで遅刻ばかりって時点で既に大物なんだけどな。後者の言い訳は僕がフレッシュマンの時に使ったんだけどな。

で、今年の大物の話に戻るけど、相変わらず遅刻ばかりのルーキー。教育係として僕が

「なんで、そんな遅刻するんだ!」

と怒ったところ

「いやー、目が覚めたら金縛りにあうんです」

とか言い訳してた。

ありえない。

呆れるとか超越して、感動すら覚えてしまう。間違いない、コイツは大物に違いない。

一般人の僕から見たら、定期的に毎朝毎朝金縛りとかありえないし、本当に金縛りで遅刻だとしても、それを言い訳に使うとかありえない。

「エヘヘ、しかたないんすよー、体が動かないんですから」

と照れくさそうに笑いながら言う新人を見て僕は新人類との隔たりを実感するのでした。ホント、新人類のことは分からない、呆れるばかりだ。

「金縛りなんてありえねえだろ、もっとマシな言い訳しろ」

と説教するぐらいしか方法がなかった。

次の日、朝、目が覚めると金縛りだった。

目は覚めてるのに体が動かない。起き上がることができない。もちろん、出勤もできずに遅刻。金縛りによって遅刻。

怒ってしまった手前、「金縛りで・・・」とは口が裂けても言えない。

なんて言い訳しようか・・・。

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