好みのタイプ

好みのタイプ

Date: 2002/11/05

原チャリに乗った女性が好きです。

肩よりやや長い髪を後ろでひとつに縛っている女性が好きです。

ホッペが赤い女性が好きです。

障子を貼るのが上手な女性が好きです。

笑顔のカワイイ女性が好きです。

寝顔のだらしない女性が好きです。

それより何より、弁当箱の小さな女性が好きです。

お昼休み。誰もがお昼ご飯を食べるために仕事の手を休めます。外に食べに行く人もいれば、近くのコンビニで購入する人もいます。中には「普段は昼ごはん食べないから」とか言って、昼飯も食べずに日記を書いたりサイト巡回しているキチガイもいますが、普通は何かしら昼ごはんを食べるものです。

わがオフィスでは、大半が外に食べに行く派でして、上司とB子さんがお弁当派です。お弁当派といってもコンビニ弁当などの味気ないものではなく、上司は愛情いっぱいの愛妻弁当ですし、B子さんは手作りのお弁当のようです。

まあ、僕は昼飯を食べることのほうが少ないので、ほかの連中が外に昼食を食べに行ってしまうと、オフィスは僕と上司とB子さんの三人だけになってしまいます。なんとも寂しいものです。

上司はどうでもいいとして、問題はB子さんのお弁当です。以前に我がオフィスにいたA子さんもお弁当派でした。僕は隠れお弁当フェチですので、女性の弁当箱には非常に萌えます。

A子さんのお弁当箱は本当に萌えるお弁当箱でした。小さな小さなお弁当箱。「ほんとにそれで足りるの?」と聞きたくなるほど小さなお弁当箱がカワイイ袋に入ってたりするのです。これが萌えずにいられるか。

開けてみると、これまたカラフルなお弁当。色とりどりの野菜や卵、ウィンナーまでタコに切ってある始末です。しかもご飯とかにもなんかまぶしてあるし。すごく暖色系なんですよね。

僕はというと、中学生時代にお弁当だった経験があるのですが、見事なまでに醤油系の彩りでした。明らかに昨晩のオカズの残りがスルーしてきたラインナップ。昨晩も会ったオカズたちに次の日のお昼に遭遇するのです。

チャレンジ精神は旺盛だが、ひどく面倒くさがりな母親のせいで、酷い時はカレーがダイレクトに入れられてたり、出前一丁の袋がポツンと入れられてたりしたものです。明らかに不遇な少年です。それだけに、暖かいお弁当に対する憧れは計り知れない。

ですから、僕は毎日A子さんのお弁当に萌えていたのです。A子さんがカバンから小さな小さなお弁当を出す度に「小さいお弁当萌え」などと心の中で叫んでいたのです。やはり女性のお弁当箱は小さいに限る。

で、問題のB子さんなんですけど。やはりコイツは何か違います。ゴーレムのような外見なのに純情乙女なB子は違います。最初見たときは目玉が飛び出るかと思いました。

昼休憩になり、B子さんがカバンからお弁当箱を出します。お弁当箱こそは小さく、かわいらしいのですがそれはフェイクです。騙されてはいけません。萌えてはいけません。

中を開けると、鳥の足を焼いたやつがモリッと入っていたりします。それをジュルジュルと肉汁の音を立ててしゃぶるB子は肉食獣以外の何者でもありません。

さらに、生野菜などが入ってたりするようなのですが、普通の子ならサラダを食べているように見えるのですが、B子さんが食べてると、野菜を丸で食べているようにしか見えません。畑から盗んだ野菜を洗わずに食っているようにしか見えない。

そして極めつけ。小さな小さなお弁当箱かと思わせているのですが、実はこれは本当にフェイクなのです。肉と野菜しか入ってないので小さいのです。ご飯はちゃんと別の場所に用意してある。

そう、新聞紙とサランラップに包まれたオニギリがカバンの中から登場してくるのです。しかもデカイの。なんかソフトボール二個分ぐらいのオニギリに、梅やら昆布やらがパート分けして入れてあるみたい。たぶんね、ご飯量に換算すると三合はあるよ、あれは。

で、そんな豪快なお弁当を食べるB子さんに萌えることはできないんだけど、僕はこれでも紳士ですから気を使ってB子さんに言うのですよ

「意外と小食なんだね、B子さん」

とかちょっと皮肉を交えて言うんですよ。そしたらB子さん、三合はあろうかというオニギリを頬張りながら言うのです。

「ええ、今ダイエット中で」

とかあり得ないことをカミングアウト。筋肉ムキムキと思われるB子さんの立派な体躯を見ながら

「それでダイエットかよ・・・・俺より食べてるじゃん」

という言葉を必死で飲み込むのでした。もうお昼はこれだけお腹いっぱいになります。

とりあえずB子さん、飯粒を飛ばしながら喋らないほうが良いと思います。

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