変態の苦悩

変態の苦悩

Date: 2002/10/09

悩ましい。悩ましい。そして狂おしい。どうしたらいいのだろうか。僕は変態としてどうしたらいいのだろうか。何が最善で何が最良で後悔しない方策なのだろうか。分からない・・・。ああ、悩ましい。

などと、のっけから悩める26歳を演出するスーパー変態がお送りする変態テキストアワーNumeri。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

いやね、何をそんなに悩んでいるかというと、ある一人の女性が僕を惑わすんですよ。なんていうか、本人はその気はないんだろうけど、すごく僕を悩ませる魅惑の存在なんですよ。その女性は。

まあ、その魅惑の女性なんですが、ぶっちゃけ僕の下の階に住むお姉さんなんですわ。僕は二階建てのボロアパート、その二階の206号室住んでるわけなんですが、その真下の106号室にお姉さんは住んでるんです。

で、またこれがお姉さんがセクシーでね。なんていうか小股の切れ上がったセクシー美女っていうの?すごいボディコンの服来てブランドバック持ってハイヒールの音をカツカツさせながら歩いてるの。網タイツとかはいて。でさ、あまりのセクシーぶりに僕はお姉さんのことを「歩くクリトリス」だとか「全身性感帯」だとか「フェラリスト」だとか意味不明のニックネームで呼んでるわけ。心の中でね。エロい格好してるだけで上記のようなニックネームつけられるなんてお姉さんも可哀相だよな。

そいでもって、そのお姉さんとすれ違ったりすると甘い匂いがしたりするわけよ。スイーツスメルがプンプンするわけ。もう匂いだけで勃起しちゃうもんな。匂いだけでティンポビンラディン。いや、ティンポビンビンラディンだな。

ホント、こんなセクシーお姉さんがこんなボロアパートに住んでるなんて今でも信じられないんだよね。それも僕の真下の部屋っていうんだから興奮しちゃうよ。気分はイキナリクライマックス。毎夜毎夜畳に耳を擦り付けて音を聞いてたりするもん。

で、そんなお姉さんがどうして僕を悩ませてるのかとい核心の部分に移るわけなんです。まあぶっちゃけ、セクシーなだけでは僕を魅了はするものの悩ませるには至りません。乳を丸出しでアパートの通路歩いてたって悩んだりはしないね、興奮はするけど。

そうなると、当然のことながら何で今は悩んでるんだよっていう疑問にぶつかると思います。いやね、包み隠さずに言うとお姉さん行方不明なんですわ。1週間ぐらい行方不明。1週間ずっと車もなければ、物音一つしない。まったく存在が消えてしまったのです。

いやね、僕だってストーカーではありませんから、1週間姿が見えなくなったぐらいでは焦ったりはしません。悩んだりもしません。このセクシーお姉さんの場合、月単位で姿をくらますなんて日常茶飯事ですからね。

いやね、やっぱセクシーお姉さんじゃないですか。セクシーお姉さんじゃないですか。そうなるとね、夜ごと遊び歩いてたりするわけですよ。で、自分の部屋には帰らず男の部屋を泊まり歩いたりしてると思うのですよ。もしくは、男と同棲したりとかしてるかもしれません。で、そのまま何ヶ月もお姉さんは帰ってこない。

でも、男との関係が終わりになった時、失意のどん底でお姉さんは帰ってくるわけですよ。何ヶ月かぶりに自分の部屋に、別れた男との思い出を引きずって帰ってくるわけです。懐かしい自分の部屋の香り。玄関先でしゃがみ込むお姉さん。自然と涙がこぼれます。バカだよね・・・私なにやってたんだろう・・・。あんな男と・・・あんな男と・・・。

いつまでも落ち込んではいられない。またこの部屋から始めよう。また一から始めよう。泣いてなんかいられない。私はドライでクールな女なのよ、頑張らなくっちゃ。男なんて何よ。ギュッと口唇を噛み締め立ち上がるお姉さん。涙の跡もそのままに部屋の掃除を始めます。何か月分かの誇りを落とすように、自分の中の悲しい思い出を落とすかのように。そのいじらしさが狂おしいほど萌ェ。

このように、男を作るたびに姿をくらますお姉さんです。男を作るたびに男の部屋に入り浸るお姉さんです。だから1週間ぐらい姿が見えなくても何も心配することはない。どうせ最終的には男と別れ、僕の元に帰ってくるのは分かりきってます。僕の元というか僕の下の部屋ですが。

でも今回の1週間は違うんです。今までの何ヶ月間かの失踪とは明らかに違う。たった1週間だけなのにすごく心惑わされ、狂おしく悩んでしまうのです。何でかって言うと、お姉さん、洗濯物干しっぱなしなんです。ベランダに干しっぱなし。

もう狂おしい狂おしい。

いやね、お姉さんの部屋は1階ではないですか。しかも洗濯物を干すベランダは駐車場側についてるんですよ。で、駐車場とベランダの間には塀も柵も何もないんです。つまり手を伸ばせば届く距離なんです。

もうね、僕なんかは車に乗ろうと駐車場に行く度にね、洗濯物を見てしまうわけなんですわ。夜遅くに帰宅するたびに、立ち止まって見てしまう訳なんですわ。一週間干しっぱなしのセクシーお姉さんの洗濯物を。

見るとね、Tシャツとか肌着とか干してあるの。で、靴下も干してある。ただ、靴下は左右が違う柄がバラバラに干してあるの。お姉さんちょっとズボラなのかな。それよりなにより注目すべきは下着ですよ!下着!

いやな、お前らのようなお子様には分からないだろうがな、セクシーお姉さんの下着はすげえぞ。干してあるだけでオーラがモリモリに発せられてるもの。後光が差して見える。しかもな、さすがセクシーお姉さんだよな、ブラもパンティエも豹柄だもんな。豹だよ豹。ウヒョウ!とか言ってる場合ではないよ。豹だぜ豹。ヒョウガラの下着なんて浜崎あゆみしかつけてないと思ってたよ。

他にも数点下着が干してあるんだけど、ゼブラだったりするからな。全部アニマル柄な訳だよ、諸君。このことから、セクシーお姉さんはな普段から日常的にアニマルな下着を装備してるということが伺えるわけだ。

お前らのようなお子様婦女子はな、こんな下着つけたりしねえだろう。持ってもないだろ。持ってたとしても一枚だけとか取って置きの状態で勝負下着とかになってるんだろ。「今日は高志と初デート、何かあるとは思えないけど・・・やっぱり勝負下着つけていこうかな、買ったはいいものの恥ずかしくってはけなかったヒョウガラの下着つけちゃお♪あードキドキする、高志とホテルとかいっちゃうのかな、あ、ムダ毛も処理しておかなくっちゃ」って感じだろ。でもな、お姉さんは毎日がヒョウガラ、毎日がアニマルなわけなんだよ。もう夜も野獣のようにファッキンベイベーなんだろうな。すげえよな。

で、そのヒョウ柄の下着に何で悩むのかと言うと、ほらアレだ。男性ならピーンとくるかもしれないけどさ、アレだよ。1回のベランダに干してあるわけだ。ベランダと駐車場の間に障壁はない。さらに主は一週間音沙汰なし。深夜にも干しっぱなし。田舎ゆえに周囲に目撃者はいない。何らかの罠とも考えれれるが、周囲に隠しカメラが潜まされているようなことはない。入念に調べた。つまりあれだ、盗もうと思ったらいくらでも盗めるわけだ。

いやな、Tシャツやら肌着やら靴下を盗んでもダメなんだよ。あくまでも目標はヒョウ柄のブラとパンティエなわけだ。それ以外は眼中にないわけだ。どうするよ?

セクシーお姉さん使用済みヒョウ柄パンティエとブラなんてこの先遭遇できるかどうかすら怪しいぞ。それをこんな盗んでくださいと言わんばかりのシチュエーション。悩む悩む。駐車場に行くたびに悩んでしまうわけだよ。

いやね、昨日の話しではないけど、間違いなくここも超えてはならない一線だと思うわけだよ。ヒョウガラに魅了され、下着に手をかける。すごく興奮すると思う、すごく充実したオナニーができると思う。だけどな、盗んでしまったらそれまでなんだよ。

もう盗んだ下着でしか興奮しなくなるかもしれない。盗むことが日常になるかもしれない。単身女性の住んでいそうなアパートを見つけたら下着を盗めるかどうかチェックするかもしれない。それよりなにより、盗むという行為自体に快楽を見出してしまうかもしれないのだ。そうなったらもう引き返せないと思う。ネタにできない真のモノホンの変態になってしまうと思う。でもヒョウ柄は欲しい。でも盗んでしまったら・・・欲しい・・でも・・・ああ!悩ましい!!

と悩んでいるわけです。駐車場に行くたびに悩み葛藤し、下着を眺めながら5分ぐらい考えちゃうものな。

で、結局、お姉さんの洗濯物は僕の部屋にあるわけなんですが。

もちろん、ヒョウ柄の下着もあります。眩いばかりのエネルギーを発してます。僕の部屋で。

いやっ・・・下着ドロとかそういうのじゃないですよ!ちちちちちちっちち違いますよ。皆さんちょっと落ち着いて聞いてくださいよ。

あのですね、主が不在なのに、洗濯物が干してあるわけですよ。最近は雨が降ったりもします。そうなったらね取り込んでおいてあげるのがご近所づきあいってものじゃないですか。希薄な住人関係を打破すべく、親切心から洗濯物を取り込んであげたのです。サザエさんの世界とかでは当たり前の行為です。あのままだったらせっかく洗ったヒョウが濡れちゃうもの。

それにほら、ヒョウって南国の生き物ではないですか。最近は夜ともなると肌寒いですからね。そんな夜に外に放置ではヒョウも寒いと思うのですよ。寒い寒いって言うヒョウの鳴き声が聞こえたのです。だから助けてあげた。下着ドロではないんですよ!だから。

下着ドロならTシャツとか靴下まで取ってきたりはしません。ヒョウだけピンポイントで狙います。僕はちゃんと全部持って来てる。これは断じて泥棒ではない。親切心とご近所づきあいだ。

などと自分を正当化するわけですが。部屋の中に持ってきたことでさらに悩まし度アップです。もうヒョウガラパンティエが46時中僕のことを見てるわけなんですから。

「ちょっと匂いを嗅いでみないかい」

とかヒョウが優しく問いかけたりとかしてくるんですよ。ああ、なんて悩ましい。

でもね、僕は親切心から取り込んだわけです。匂いを嗅いでしまったら親切心も台無しです。それはもう下着ドロと何ら変わりはないのですよ。それで捕まったりしたら目も当てられません。親切に取り込んだのに、ちょっと魔が差して匂いをかいだだけで逮捕なんて。

それに、このまま我慢してすごすではないですか。で、お姉さんが男に振られて帰ってくる。そに爽やかな笑顔で僕が洗濯物を返しにいくのですよ。「これ、濡れそうだったから代わりに取り込んでおきましたよ、ハハハハ」失意のどん底にあるお姉さんにはものすごい男前に映るはずです。お礼にチュパチャプスとかあり得るかもしれません。ハァハァ、なんて狂おしい・・・。

というわけで、僕はお姉さんが帰ってくるその日まで、完璧に洗濯物を保存しようと思います。ヒョウの誘いにも耳を貸さず、ただただ親切心で洗濯物を保存します。

でもやっぱり・・・・僕のようなオタクが返しに行くだけでお姉さんは疑うんだろうな・・・・。うわ、なにこの変態、私の下着をどうしたっていうの。チンコに擦り付けたりしたのかしら!白い液とかつけたのかしら!とか疑うんだろうな。下着も「気持ち悪くてつける気にならない」とか言って捨てちゃうんだろうな・・・。なんて無礼な女なんだ!人がせっかく親切心でやってやったのに!

やっぱり、元あった場所に返してくることにします。ヒョウなんて濡れてしまうがいい。

そうなると、どうせ疑われることもないだろうし、ちょっとだけ匂いを嗅いで返してきます。ビバ!変態。

やっぱ、本気で盗んじゃったりしたらネタにもシャレにもならないしね。これからはネタになる変態。犯罪行為をしない変態ってのがスタンダードになると思うんだ。これからはそれを目指していくよ、僕。うん、頑張ろう。世界中を健全な変態で埋め尽くすべく頑張ろう。下着なんて盗んじゃいけないんだ。盗まないぞー!

でもちょっとヒョウ柄には後ろ髪ひかれるなー。

そして、久々に変態ネタを書くとスッキリするのはなぜなんだろう・・・

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